この文章は1999年にパラオ共和国でコーチをしていたときに母校の高校へ向けて書いた文章です
今月のタイトル
「日本以外の陸上競技の世界を見てみてはどう?!!」
O高校の皆さん
こんにちは、初めまして。私は現在外国であるパラオ共和国というところで、陸上競技のナショナルチームをコーチングしている志賀充(スプリントコーチ)です。これから1年間、私が岡崎城西高校陸上競技部の「陸上競技に間する知識的なサポート」また、海外の選手はどのようなトレーニングをしているのか,考え方をしているのか、そしてコーチはどのようなことを考え指導しているのかを日本と比較しながら、私なりに書いていこうと思います。ですから皆はこのレポートを読んで、「海外ではこんなことがあるんだ!」、「日本の良いところはここだ!」また「欠点はここだ!」と新たな発見をしていただきたいと思います。そして同時に海外に目を向けた選手になってもらいたいと考え、私はこのレポートを書き始めました。
さて、皆さんもいきなりこのレポートを読まされて、「本当に確かな人間が言っているのか?」と疑問に思うことと存じます。ですからここで、私の簡単なプロフィールを御紹介しておきます。私は岡崎城西高校を卒業し、K大学を卒業しまして、その後T大学大学院で「陸上競技とコーチング論」を研究し,1998年の1年間、T大学で非常勤師を経験しまして、このパラオにやってきました。私は昨年までそちらの高校で講師をしていたU先生と同期になります。また昨年まで十種競技を専門にしていまして、日本選手権5位(1998年)、6位(1997年)、6位(1996年)、関東大学選手権(1996年)優勝が主な成績です。さて私のことはこれくらいにしておきましょう。
今回はまず初めてということで技術や考えという比較ではなく、海外の陸上競技の成績、試合風景を見てみよう!と題してみました。私が学生時代であったころは今ほどパソコンの普及はされていませんでした。ですが現在では学校、家庭など様々な所でパソコンが普及し、皆も使い方さえ覚えることができれば、すぐに海外の陸上競技データーが入手できると思います。こういったインターネットで調べることができる情報は、「あなたのやる気が無くなってきた時」、また「試合に出場しても記録が伸びない!」といったときに何かしらの手がかりを見つけ出してくれるものであると思います。また、現在日本の高校レベルで活躍している選手であれば、今度は世界で自分はどのくらいのレベルにいるのか、ということも知ることができます。今これを読んで近くにパソコンが使えそうな場所があれば、ぜひアクセスしてみてください。必ずあなたのプラスになると思います!!
さて実際に海外の陸上競技ホームページには、どのような内容が書かれてあるのかいくつか御紹介しましょう。http//www.IWAF.org このホームページはIWAF(世界陸上競技連盟)が所有するものです。ここでは世界各地で行われている試合の情報、そして時には一流選手の画像を見ることが可能です。最近このホームページを書き換えて新しくなりましたが、以前はマイケルジョンソンのトレーニング、画像、そして十種競技で世界記録を持っていたダンオブライエンの私生活、トレーニングが紹介してありました。現在では少し内容が変わり、最近の世界記録続出のニュースが数多く記録されています。私の興味があった内容としては、24歳の若さで1マイルと1500mの世界記録を最近打ち立てたエルゲルージという選手の紹介と十種競技の世界記録についての2つです。特に十種競技8994点というものは日本の最高記録レベルを10個足してやっと達成できるというものですので、そのすごさがわかると思います。ぜひアクセスしてみてください。
次にhttp//www.hkkk.fi/^niininen/athl.htmlこのホームページはアスレティックホームページと題してありまして、全世界(IWAF加盟国)の記録が紹介してあります。室内世界記録、世界記録、各国ナショナル記録、ジュニア記録やドイツ、オランダ、アメリカ、日本…・など数えられないほどの記録情報が詰まっています。今自分が世界でどんなレベルにいるのかを知る、良い機会を与えてくれるものであると思います。
www.brianmac.demon.co.uk/ このアドレスは主にスポーツ全般について書かれてありまして、ケガ(リハビリテーション)について、コンディションをどうやって作るか?、コーチングとは?、持久力トレーニングについてが主な内容です。ですから、怪我をしてどういった感じでリハビリをしたら良いのだろうか?と考えている君、ぜひとも見てください。また、ここのページの一つにニュー・スプリントトレーニング・テクニックという所があるのですがこれも参考になると感じました。簡単に外国式スプリントテクニックの指導法が紹介してあります。www.britsh-athletics.couk/events/index.html このページも同様に、実際の外国のプロコーチと呼ばれる人たちが自分の指導法について語ったり、質問を受けたり、また自分の選手についてトレーニングを画像で紹介したり、技術を知りたい人には非常に興味深いページであると思います。
さて、御紹介してきましたがこれらはすべて簡単な英語になっています。しかし心配しないでください、皆に理解してもらいたいという理由から、ホームぺージでの英語は非常にやさしく書いてあります。中学くらいのレベルがあれば必ず読めます。ですから世界の陸上の動き(動向)をぜひ知ってトレーニングに励んでください!それではまた来月に!
近年、正式種目になった女子棒高跳。世界記録保持者エマジョージ選手